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農薬の弱点

昨日の続きの話

その前に農薬の混用について少し説明しようと思います。


農薬の混用とは
手間や労働力の削減のために、1つの種類の農薬だけではなく、数種類の農薬を混ぜ合わせて農薬散布すること。
一般的には、殺虫剤と殺菌剤の混用で害虫、病気予防のため同時に散布されることが多い。

ただし、全体の濃度が濃くなると作物にも濃度障害が出る恐れもあり、混ぜ合わすと化学反応を起こしてしまう組み合わせもあるので、混用の際には注意をしなければならない。



ここ安芸では害虫が農薬に対して抵抗性を持ってしまったそうだ。
どの薬も、たいして効かんという事態になってしまったとのこと。

他の地域では、こういった問題をあまり耳にすることはなかったんだけど。
他の地域ではどうなんでしょうかね?



だからと言って、何もしないわけにはいかない。
他に方法がないので、薬剤に頼るしかないわけなんだけど。

こうなってくると、殺虫剤の混用をするらしい。
聞くところによると、効かない薬ばかり3種類ぐらい混用するそうだ。
どれか1つは効くかもしれないということで。



だけど、これをやると、農薬代がパーンと跳ね上がるそうだ。

それぞれの作物に営農モデルみたいなものがあって、経費が何にいくらかかったとかというモデルがあるんだけど、それを見ると農薬代にかかっている費用は決して安くない。
結構、農薬代ってかかるんだなあという感じ。

面積にもよるが、これをやると1回の防除の薬代が軽く2万円を超えるそうだ。
それを、普及所は最低週1回はやってくださいと指導していたそうだ。
月4回として、月8万円以上

こんなことしてたら、農薬代で潰れるでという懸念が出てきたそうだ。
農薬代を払うために農業をやっているのかと


それで、きっちり害虫を抑えられたかというと、
害虫を抑えきれずに、栽培を早々に切り上げざるえない農家さんもあったそうだ。

決定的な薬がなく、農薬代の経費は上がるばかり。
かと言って、ナスの値段は上がるわけではない。
害虫にはやられたい放題。



こんな状況の中、天は見捨てなかったみたいですね。ここ安芸の施設栽培を。
ちょうど、みんなが困っている時、ふとしたきっかけで土着の天敵が発見されることになる。
海外から侵入してきた害虫を、わしらの飯が増えたでと言って喜んでいる虫がいたわけだ。

今まで気がついていなかっただけで。
これは今から見れば、安芸の農業の大きなターニングポイントになっていますね。
詳しい時期は分からないのですが、平成18年から19年の間ぐらいに。

そろそろ、天敵の話をしようかなと思ってきました。
ちょっと、前置きが長かったかもしれませんけど。
農薬の弱点を天敵で補うように変わっていくことになる。

農家は農薬メーカーを儲けさせるために農業をやっているわけではないのだから。



農薬の弱点をまとめてみると

・防除作業がしんどい。はっきり言ってやりたくないですね。
・タダではできない。コストがかかる。それなりのコストが
・いつまでも効き続ける薬なんかない。

抵抗性なんか問題にならないほどの強い薬剤もあるかもしれないが、そうなってくると人体に与える影響も無視できない。
そんな薬剤は法律上使えないことになっている。

これが農薬の弱点だと思うんですけど、どうでしょうかね?


最後に写真でも載せたいのですが、デジカメの故障と在庫切れによりしばらく写真はなしです。

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農薬の抵抗性(その2)

本日も農薬の抵抗性に関する話

ここ安芸では、害虫が農薬に対して抵抗性を持ってしまったために、ほとほと苦労させられたそうだ。



コナジラミという害虫が特に抵抗性を持つのが早いそうだ。
このコナジラミも海外から侵入してきた侵入害虫で、もともとは日本にいなかった害虫。

正確に言えば、日本産のコナジラミもいるにわいるらしいけど、日本産のコナジラミはさほど問題となるような害虫ではないらしい。
外国産のコナジラミがやっかいらしい。

この農薬の抵抗性の話になると真っ先に名前が出てくる代表格がコナジラミ

窪川アグリにいた時も、このコナジラミに悩まされたんだけど、農薬をかけた直後はほとんどいなくなったんだけど・・・



ここ安芸ではそうではなかったそうだ。

ある時、いつものように防除していると、なぜか防除したにもかかわらずにコナジラミが飛んでいるらしい。
あれ、なんかいつもと違うなと思いつつ、まあそのうち飛ばんようになるだろうと

飛びたかったら少しぐらい飛ばさせてあげるわ。今のうちせいぜい飛んどけや、ボケ

と言って防除した日は帰宅する。



翌日、ハウスに着てみると、まだコナジラミが飛んでいる。
なんやねん、この農薬は。こんな農薬、もう二度と使うかということになる。

他の農家さんに、どの薬がよく効くか聞いてみても、同じようなことを言う。
違う薬を使っていて。

どの薬もあまり効かないという現象が起きてきてしまったそうだ。



農薬メーカーに、どの薬も効かんから新しい薬作ってくれと言っても

農薬メーカーは新しい薬作っても、遅かれ早けれ効かなくなってしまうということを誰よりもよく知っている。


だから農薬メーカーは

そんなお金も時間もないから、いつまでも効かん薬使ってな。すまんのう
と言って農薬メーカーも新しい薬を開発しようとしない。



そう言えば、去年新規就農された方は

作の後半になってきて、スリップスとコナジラミが増えてきたので、天敵を殺してしまうことは止むを得ないとして、皆殺しになる農薬を使ったそうだ。

たしかモス○ランという薬

これはそこそこきつい薬剤で切り札的な農薬だ。

これをやったのに、次の日もコナジラミが飛んでるねんと言っていた。
にわかに信じられない話なんだが、そうらしいです。

他の農家さんもコナジラミはなかなか死なんのやと言って、特に驚く様子ではなかった。



まあ、とにかくどの薬も効かんというような信じられないことが起きてしまったそうです。
だからと言って、ほっとくわけにはいかない。なんとかしないといけない。
もちろん次の対策を立てるわけなんですけど。

今日はこのへんで終わろうと思います。
続きはまた次回


最後に安芸市の風景
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たしかヤマモモ?だったと思う

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用水路

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天然の鮎がけっこういてる。
川幅が小さいのでそう大きくならないらしいけど

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農薬の抵抗性

農薬の抵抗性とは

同じ農薬を使い続けると、その農薬に対して抵抗力を持ってしまい、効かなくなる現象のことを言う。
生き残った次の世代もその抵抗性を持っているらしい。
これは、殺菌、殺虫剤両方について言える現象である。



こないだ、振興センターの農業講座での農薬に関することで、消費者と農家の農薬に対しての主張が紹介されていたのだが、農家の主張を紹介しようと思う
(これは普及員さんが実際に自ら農家さんに聞いたらしい)

農家の主張
・農薬がなかったら作れない
・暑いし辛いしやりたくない・・・
・ちっとも効かない

一つ目と二つ目はその通りだと思うんで特に違和感はないのだが、最後のちっとも効かないというのは意外な気がした。


抵抗性という言葉は聞いたことはあった。
実際に農家さんが効かないと言っている話も何度か聞いていた。

でも農薬が効かないというイメージはあまりわかなかった。
経験上、効かないと思ったことはあまりない。
(あまりないということは、少しだけ効いてるの?と思ったことが実はある)

窪川アグリでも何回か防除したが、防除した直後はほとんど害虫をやっつけていた。
家庭菜園でも効かないと思ったことは一度もない。

でも、同じ薬を使い続けると抵抗性をもたれて効かなくなるのは間違いなさそうだ。



1回だけ農薬に対して?マークがついてしまうことを目の前で見てしまったので、最後にそのことにふれようと思う。

研修のナスハウスでの出来事

作の後半になってきて、暑くなりだしたころ、コナジラミという害虫が増え始めた。
これでは天敵では抑えきれないだろうということで薬剤による防除を行った。


その時に使った殺虫剤は選択性農薬と言って、天敵にはほとんど影響がなく特定の害虫だけに効力があるという農薬。
その時の農薬は微生物によってコナジラミにカビを生やして殺してしまう農薬

微生物によって害虫を殺傷する。
個人的には非常に興味をそそられる農薬ですね。



農薬散布を終えた翌日
まだコナジラミがふわふわ飛んでいる

農家さんに言わせると
遅効性の農薬なので、少しは時間がかかるだろうとのこと。

3、4日経ってもまだ飛んでいる
薬まいておらんようになるんやったら、誰も苦労せんわとのこと


あっ、そういうことなんかと思いましてね、納得したんだけど
個人的には非常に期待していただけに、非常に残念だった。

もしかしたら、たまたま今回だけそうだったのかもしれない。
今回だけ菌が死んでしまっていたのかもしれない。何か想定外のことがあって。
だから、効かないとは言えないんだけど。

でも、効力がもしこの程度ならこれは詐欺やと思いますね。
農薬メーカーは詐欺師まがいのことはしないと信じているんだけど。



私が実際に経験したのは、これぐらいなんですけど、効かないという話は私もよく聞いたんで、
聞いた話もまた紹介しようと思います。
本日はここまで

最後に安芸市の風景
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防除のつらさ(その2)

ロンドンオリンピック、開幕したようですね。

世間の注目はオリンピックなのに、全然関係ないことを書くのもおかしいような気もしないわけではないんだけど、わが道を進もうと思う。



本日は防除のつらさ その2
今日の話も窪川アグリの研修生の時に経験したこと


ここでは、最初はいちごを担当していた。

暖かくなってくると、コナジラミという害虫がよく発生した。
白いちっちゃな虫で葉をふんで真っ黒にする。
コナジラミはナス農家にとってもスリップス(害虫の名前)と並ぶ主要害虫。

他のハウスはそんなことなかったが、なぜかいちごハウスにはよく発生した。
他より、防除の回数が少なかったからかもしれないんだけど。

口を開ければ、コナジラミが入ってくるねとまで言われたね。
それは、ちょっと言いすぎだと思うんだけど。



そこで農薬による防除をすることになるんだけど
やった後はさすがにほとんどいなくなった。

これで終わればめでたしめでたし。
やって良かった。
農薬ってすばらしいね。パチパチパチ
ということになる。


しかし、しばらくしたらまた増えだすのだ。
気がつけば、また大量のコナジラミが飛んでいる
今から思えばタマゴをたくさん生みつけられていて、タマゴまではやっつけることができなかったかも?
そして元の木阿弥になる。

そうなるとまた防除。
しばらくするとまたコナジラミいっぱい。



こうなってしまうと、アホらしくなって防除をやる気がなくなってしまった。
どうせやってもまたこうなるのでしょと。
これじゃ、イタチごっこだねえ と

農業人としては、それでは失格なのかもしれないんだけど。
定期的にそれをするのが、農業というものかもしれないんだけど。

農業とはそういうものだとは思いつつも、防除しようというモチベーションが沸いてこないんだね。いやいややる感じ。
こうなると防除するのもつらいです。

やっぱり防除はつらいですね。
ということで防除のつらさ その2でした。

最後に安芸市の風景
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防除のつらさ

農薬の弱点を書いていこうと思う。
これを書かずには天敵のことを語れない

もし、農薬メーカーから菓子折りをお渡ししますというようなメールがあったら困っちゃうなと思っていたが、そんな心配は無用だったみたいだね。

これで心おきなく書けるというものだ。



防除とは病害虫を防ぐことを言う。
この方法はいろいろな方法があるんだけど、今の日本の農業は農薬による防除が中心だと思う。
たぶん、これは間違いないでしょう。

これが日本の農業といってもいいのではないかな。


でもこの農薬を使った防除
これは実はたいへんな重労働ですね。

農家でもこの作業が好きな人はそうはいないと思います。
中にはこれを生きがいにしている人もいるにわいるらしい。
しかし、そんな人はごく少数派に違いない。

少なくとも私は大嫌いだ。
この防除を経験したがために、農薬のファンからにわかファンに変わってしまった。
窪川アグリにいた時に最も嫌な作業がこの防除だった。



農薬防除する際には
上下ともカッパを着用、マスクにゴーグルメガネをはめる。
(農薬の種類によっては、必ずしもここまで重装備しないで防除する農家さんもいてるそうだが、防除の基本はこれ)

5、6月にもなってくるとハウスの中はかなり暑い。晴天の日は
7,8月なんかかなりの暑さ。

ただでせさえ暑いのに、その上にカッパを着用して体を動かして作業する。
このつらさはやってみないと分からないと思います。

そしてやっかいなことに、暑くなってくると害虫の発生するスピードも早くなってくる。



一般の農家さんは
暑い時期は早朝朝早くか、夕方、もしくは曇りの時に防除する。
それでも、暑いと思います。

窪川アグリは県の施設なので、早朝は職員さんもまだ出勤していない。
なので、午前中9時くらいからやることが多かった。

準備でも時間はかかるので、一般の農家は誰もやらない時間帯によく防除していた。
毎回何かを忘れているのに気づく。
それを取りに行ったり、なんやかんやしてるうちに結構時間が経っていたような気がする。


終わる頃は暑さで体力を消耗しきっていた。

後かたづけにも、結構時間かかりましたね。
農薬の量、濃度、対象作物などをきっちり書く必要がある。

農薬を元に戻す時に、ここに置いてた思った農薬が知らないうちに消えている時もあって、それを探したり、なんやかんやしているうちに結構時間が経っていた。


完全に終了した時は、昼食時間をとっくに過ぎている。
とりあえず、汗びっしょりなのでシャワーを浴びて、昼ごはんを食べにいく。
その時の昼ごはんは本当においしかったですね。
しばらく、体力の回復を待って動きだすころには2時、3時になっていた。

防除する規模は360㎡ぐらい 3、6アールそこらの規模だったんだけど。
それでも、かなりの体力を消耗した。



これは去年のお盆の話。

去年のお盆はまだ窪川アグリの研修生だった。
お盆なので実家に帰省したんだけど、他のほとんどの研修生もそういや帰っていた。
戻ってきてから聞いたことなんだけど


研修生がほとんどいなかったので露地のオクラを職員総出で世話したらしい。
お盆なんで真夏の一番暑い時のこと。

その時、所長が主査の教官に向かって
「ヨトウが多いね」と言ったらしい。

主査の教官はそれを防除しなさいというふうに受け取ったらしく防除したらしい。
そんなふうに受け取らなくていいと思うんだけど、そこが組織に属しているつらさなのかもしれないですね。


他の研修生がかわいそうにと言って同情してましたね。
それを聞いて私も同情してしまいました。

あーかわいそう、それはお気のどくでしたね と


でもそう思わない研修生もいたのか、主査の教官に向かって
「まだ虫がいてるんじゃない?」

慌てた顔してちょこちょこっと確認して
「いてない、いてない、あー良かった」
と言って安心していた。

それを聞いてほんまにそうかなあ、よく探したらまだいてるかもしれへんで

と思いましたが何も言わなかった。
いてないって言ってしまう気持ちがよく分かるからね。


まあ、とにかく防除はつらいですよ。
やりたくてやっている農家さんは、ほとんどいてないんじゃないですか?
やらなくて済むなら、やらないに越したことはないですね。

最後に安芸市の風景
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地産地消

地産地消とは地域で生産されたものをその地域で消費することを言う。

この言葉は聞いたことがあったのだが、実際に見た記憶はあまりないような気がする。
この地産地消を南国市で垣間見ることができた。



本日は南国市の新規就農者の方のところへ立ち寄る機会があったので立ち寄った。
高知出身で実家が農家。Uターンで戻ってきた方

新しくハウスを建てるそうで、まもなく工事にかかるそうだ。
ハウスができたら、人を雇用する予定らしい。

まだハウスが出来上がっていないので、それほど忙しくないのかなと思っていたら、かなり忙しそうだ。

今は露地で作っている作物を、地元のスーパーの地産地消コーナーへ卸している。
実際にスーパーを覗いてみると、人気があるのか地産地消コーナーには活気があふれていた。
売れ行きも好調なように感じる。
生産者の名前を書いたバーコードを貼り付けて販売。
これが生産者の顔がわかる販売っていうやつかも。


地産地消コーナーでは商品を袋につめて、農家さんが常識の範囲で任意に値段を決めることができるらしい。
袋に入れる個数も農家さんの裁量に任されている。
スーパーの取り分を引いた金額が売り上げとなる。

毎日持っていったら、そこそこ売り上げがあがるらしい。


今の時期は暑いので、朝5時くらいから収穫を始める。
日が昇って暑くなるころには、自宅の作業小屋で袋詰めの作業をするみたい。
周りに大きな建物がないので、風通しがよく思ったほどは暑くない。
これなら十分作業できるねという感じ


こちらの方は今はオクラがメイン。その他、何種類かの品目を作っているみたい。

ナスも植えているので、その様子を見せてもらった。
安芸の施設栽培のナスと比べれば、お世辞でも良い出来とは言えない。

家庭菜園に毛が生えたようなものかな。

見栄えが悪いのは、通常より大めに入れて出荷するそう。
持っていった分はだいたいその日に売り切れるとのこと。
ナスだけでも、けっこう売り上げはあったよとのこと。

これで稲の収穫が始まれば、目の回る忙しさになるとのこと。
必ず、これだけのものを出荷しないといけないという決まりはないので、融通は利くらしい。



農業でもいろいろなやり方があるものですね。

でも、地産地消はどこでもできるものではないだろう。
ある程度の消費力のあるところでないと。
南国市は人口約5万人弱
安芸市は人口約2万人弱

人口2万人程度なら難しいかも。
いや、もしかしたら少しぐらいはできるかも。
どうでしょうかね?


でも、地産地消はまだまだ、ごく限定的にしか広まっていないような気はしている。
これから、こういう動きか広まっていくのかな?
よく分からないですね。


最後に地産地消コーナーに出荷しているタイガーメロンという、聞いたことも見たこともないメロンを頂いたので、その写真をと思ったのだが、デジカメがまた故障。
ということで写真はなし。

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農業基礎講座に参加

本日は農業基礎講座を午後から受講


これは安芸農業振興センター主催の講座で、各テーマごとにそれを専門にしている普及指導員が講師として説明してくださる。

対象は新規就農者及び就農して5年目までの農業者
月1回講義が行われ翌年2月で終了。
今日は1回目
受講料は無料
この講座を昨年より始めたそうだ。



この講座に申し込んだ時に、ひとつ懸念事項があったのだが杞憂に終わった。

あんまり受講生がいないのではないかという懸念があったのだ。
ヘタをすれば、受講生私一人っていうこともありうるんじゃないかと。
ワンツーマンの講座になったらいやだなあというのがあった。

フタを開けてみれが、受講生が15、6名。
結構いてるねえというのが率直な実感。
去年は受講生が25人もいたそうだ。


意外と農業を始めたばかりの人はいてるんだなあという感じ。
でも親の後を継いだり、地縁があって農業をする人が多いように推測する。



初日の本日の講座内容は農薬の使用、管理について

これはここ安芸に来る前にも、窪川アグリで学んでいたので復習みたいな感じだったんだけど、得るところも多く非常に満足のいく講座だった。


さらにこの講座のすばらしいところは、所定の回数を参加された方にはすばらしいプレゼントを用意してくれている。

プレゼントとは安芸振興センターの所長の名前入りの修了証書までくれるそうだ。

本当にありがたいですね。
すばらしい心づかいだと思います。



この修了証書がほしくて、これからも参加しようと思う人がいるかもしれないけど、私の場合は違いますね。

講座を聞いて、いい講座だなあと思った。
こんな講座ならいい勉強になるなあと。
だからこれからも参加しようと
テキストなんかも普及員さんが自分で作成しているそうだ。

修了証書は私にとっては、あくまでフロク。
フロクなんかには釣られない。内容を重視するタイプですね。

でも欲を言えば、もっといいプレゼントがあったかもしれないとチラッとだけ思うんだけど。


いずれにしよ、楽しみが1つできたような感じで満足しています。

最後に安芸市の風景
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農薬(その3)

本日も農薬の話

大阪でのアグリの座学で聞いた農薬の話。


農薬とは安全なものである。
農薬で一番危険にさらされているのは消費者よりそれを使う農家。
農薬を扱う農家が消費者よりずっと危険にさらされている。
それは濃度の濃いものを扱うからとのこと。

今の農薬は新農薬が開発され、その農薬が世に出るまで10年以上。
一つの農薬開発費用も40~50億くらいかかる。
その間にいろいろなテストが行われるわけだが、今の農薬は消費者だけでなく一番危険性の高い農薬を使う者に対しても安全なように配慮されている。

使ってはいけない材料が多数あり厳しい規制の中、農薬を開発する。
消費者はもちろんのこと、最も危険性が高い使用する者にとっても安全であるよう何回もテストするとのこと。
何回も安全性を確認してようやく世に出ることができる。
農薬もどんどん進化している。


農薬に関しての安全性は賛否の分かれるところだが、私は農薬安全論の立場を支持している。
でも、一般的に語られるのは消費者に対しての安全性ばかりのような気がする。

でも、危険性の確率からいけばそれを扱う農家が本当は一番危険にさらされているのだ。



私も何度か農薬を使った防除を経験しているが

カッパ、マスク、ゴーグル(メガネみたいなもの)を着用して防除作業をやるのだけど、防除が終わったころはカッパがびちょびちょに濡れている。

一般の消費者と比べれば浴びる量が全然違う
バイクのフルフェイスのヘルメットを着用しているわけではないので、少しぐらいは直接顔や首などについていると思う。


粉末タイプなんかは、ちょっと風が吹けばその粉末を吸い込んでしまう可能性も十分ある。
確かに取り扱いには注意しなきゃ、危ないねとは感じる。


意外とこのことは世間の人は知らないんだと思うんだけど、どうでしょうかね?
農家は消費者より高い危険性がありなら、農産物を今まで生産してきていたことを。

一番危険性の高い農家にも十分安全なように今の農薬は配慮してくれているんだから、農薬メーカーもえらいと個人的には思っている。
やっぱり農薬はすばらしいと思わざるえないんだよね。



しかし、何事にも1長1短があるように、農薬にも短所が実はあるのだ。
これを語らずには天敵のことを語れないんだ。

農薬のすばらしさはいろいろとあるのだが、もうそれはやめておこうと思う。
農薬メーカーから菓子折りの1つや2つでもいただいてたら、農薬のすばらしさシリーズみたいなことを書こうかなと思うんだけど、もらってないからね。

そんなことを書く義理も義務もないです。

というわけで、農薬の弱点を紹介しようかなと思っています。

最後に安芸市の風景
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農薬(その2)

最近、草刈りの田役が多い。
一段落がついて、みんな余裕があるのかもしれない。
本日も地域の人らと一緒に草刈りをした。

ところで、昨日農薬の話をしたので本日も農薬に関しての話



家庭菜園でも農薬は使っていた。

害虫を見つけたら、スプレーでかけていた。
それで害虫がやられるところが、なんともいえない達成感があった。

アブラムシなんかも、農薬をかけたら翌日にはきれいに消えていた。
毛虫なんか痙攣を起こして、下にドスンと落ちていた。

本当は地面に落として足で踏んづけたほうがよっぽど早いのだが、それでは物足りないのだ。
やっぱり農薬の威力をためしたいんだね。
足で踏んづけることは昔の話。今はこれやでという感じ。

そう言えば、スプレーをどこに置いたかなあと探しているうちに、害虫を見失ってしまうことも何回もあったな。

害虫はつぶすものでなく、スプレーでシュッとかける。
これが私の流儀だった。



農業する時にも小型のスプレーを用意してポケットに入れておこうかなという構想もあった。

しかし、実際の農業はそうではなかった。
そんなことをしている農家を今まで見たことがない。
害虫を見つけたら、手でつぶすか足でふみつぶしている。



農薬を使う際には農薬取締法という法律があって、厳しい決まりがあり、これに違反すると出荷停止になり、三年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処するなどの厳しい罰がある。

使用基準というものがあり、使える回数、濃度、収穫の日は使用できないなど、各農薬ごとに使用基準が決められている。

この決められた基準を下回る、回数、濃度なら問題ないがこれを超えると違反になってしまう。



この法律があるため、容易にはスプレーは使えない。
回数が決められているからだ。

この法律によると1プッシュすればそれを1回と数えるのだ。

これは、ほんのちょびっとやから0、001回じゃ。だから後999回プッシュしな1回にならんのじゃと言っても

この法律はちょびっとなんか関係ない。1回使ったら1回じゃと言う。

だから全体に農薬を散布しても、一部だけスポット的に使っても1回としてカウントされる。
いくら一部だけでも規定の回数を超えれば出荷停止となる。


濃度に関しても、仮に基準が1000倍までとする。
1000倍を2000倍にしたからといって、薄くしたから0,5回じゃと言っても

この法律はそんなもん関係ない。1回は1回じゃと言う。

だいたい一つの農薬で使用回数は3回までというのが多い。
だから、容易に害虫を見つけてもスプレーでシュッとできないのだ。



また、作物ごとに登録されている農薬しか使ってはいけない。
登録のない農薬を使ったら、それで出荷停止。

これは定期的に抜き打ち検査をしている。
登録のない農薬、何とかPPMという基準値(詳しくは忘れた)を検出されたら出荷停止。

この基準値を分かりやすく言うと
25メートルのプールに水一滴垂らした程度の量らしい。
その1滴が見つかれば出荷停止になる。


聞いた話によると高知県内の農家さんで
この検査に引っ掛かって、出荷停止になった農家さんがあったとのこと。

その方は出荷作物の近くで米を栽培しており、米の消毒の際に、その散布液がその作物にかかってしまったらしい。
米には登録がある農薬であっても、登録のない作物にかかってしまったらそれで違反になってしまうのだ。

だから、たとえ家庭菜園であっても、近くに農家さんがいる場合は安易に農薬は使えない。
特に風の強い日なんかは厳禁だ。


これはよくよく注意しないと、風評被害や自粛などで地域全体に迷惑がかかってしまう。
そんなことになってしまうと、その地域におれなくなってしまう。

農家さんはその恐ろしさを知っているから、まるで諸葛孔明か上杉謙信かというほど律儀に守っている。



本当に厳しいなと思うんだけど、これでいいのかもしれない。

日本の農産物は世界ではたいへん評価されているそうだ。
(詳しくはセミナーに参加しました その続きを参照)

味、形、品質どれをとってもすばらしい。
日本産の農産物なら安全・安心として高く評価されている。

それは、やっぱり日本の農家が律儀すぎるほど律儀なのを世界の人は知っているからだと思うんだね。


私も律儀に守って、すばらしいものを作りたいと思います。

最後に安芸市の風景
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農薬

天敵のことを語る前に農薬のことについてちょっとふれたいと思う。

農薬
これはすっかり悪者にされているような感じがするんだね。
悪者呼ばわれされ、後ろ指さされながらも、何も言わずに黙々と一生懸命に人々の食を支えている。

農薬っていうやつはそんなやつだと思っている。
だから個人的には農薬が好きなんだ。



かくいう私も農薬は悪者だと思ってた。

でも農薬のことを詳しくいろいろ調べてたら、本当にそうなのかなと思わずにはいられない。
知ればしるほど農薬が好きになる自分がいてた。

農薬も進歩し続けている。
より安全で環境のやさしい農薬に。
農薬メーカーはえらいと思っています。

まあ、人それぞれ考え方は違うと思うのですが・・・



悪貨は良貨を駆逐すると言う
間違った思いも、いいものを駆逐すると思っている。

人の思いっていうのは実はすごい影響力がある。

偽薬でも本当の薬と思わせて服用すると、本当にその効果が現れることがあるのだ。
これをブラシーボ効果と言って医学の世界では認められている。
もちろんこれの逆のこともありうる。

だから何の根拠もないイメージだけの批判は大きらいだ。


私は天敵を利用する予定なので、減農薬になるとは思うのだが無農薬ではない予定。
しかし、安全・安心でおいしいナスを世に送りだそうとは思っている。

それができると思っている。
それができないと思っていたら、農業をやろうとは思わなかった。

だから、自分が作った作物を横メガネで見られるようなことがあったら、甚だ心外だ。



そもそも、この飽食の時代となった今、現代の社会はもっと大切なことを忘れていないだろうか?

お腹いっぱいに食べることができなかった時代。
人はみな食べ物に感謝してたと思うんだけど。

私も含めて、多くの方がそれを忘れかけているのじゃないですか?

私が作った作物は感謝して食べていただければ非常にありがたいですね。


農業をする
その心は

他のナス農家のように、すばらしいナスを作り、少しでも多くすばらしいナスを世に送り出す。 

ということで食べ物は感謝して食べましょう。

最後に安芸市の風景
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プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

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