炭酸ガス施用 その最終回

相も変わらず極めて控えめな炭酸ガス施用が行われています

局所施用といってダクトファンで炭酸ガスを送っています
局所施用の場合は炭酸ガスがあまり外へは逃げないということらしいので完全には施用をやめていない状態です

実際のところ、本当にそうなのかはさっぱり分からないんですが
いちおう、まだ極めて控えめではありますが施用を続けています



ところで本日は長らく続いた炭酸ガス施用の話の最終回

最後は炭酸ガス施用の自分なりの感想を中心に書こうかなあと思います


前回の記事でも書きましたが、3月は前年比の4割から5割収量がアップしました
しかしながら、炭酸ガス施用を行ったからといってナスがバンバン取れるかと言えば、そうではないと思っています

それだけで楽に収量が上がることはないと



実際に炭酸ガス施用を行っている農家さんが言っていたことなんですけど

炭酸ガス施用は一つピースが埋まっただけ
それだけで何もかもうまくいくわけではない と

炭酸ガス施用で収量上がりました?と聞いたら

それは聞くな

ということだったので、そのことについては聞けませんでしたけども


別の農家さんで炭酸ガス施用を前向きに考えていた農家さんがいまして
今回の補助事業で炭酸ガス施用を導入するだろうと思っていたんですけど

ある時、その農家さんが炭酸ガス施用の導入はしないとおっしゃっていました

その理由を聞きますと

その方は今作、病気にさんざん悩まされたそうです
病気を抑える、それだけでそこそこナスが取れるんやと
僕の場合はまずはそれが先やと

たしかに、病気にやられてボロボロになった葉に炭酸ガス施用をしたってあまり効果はないような気はします
やるべきことをきちんとやってこそ効果というものが出てくるのかもしれません

逆にやるべきことをやってうまくはまった場合には大きな可能性もあるんじゃないかとも思っているんですけど



自分自身、炭酸ガス施用を導入しようかどうか迷うところもありました

いい話も聞いてはいたんですけども、そうでもないんじゃないかという話も耳にしていたんで

ここ安芸では炭酸ガス施用を行っている農家はまだまだ少数派です
この話題が出てきたのは去年もしくはおととしぐらいじゃないかなあ

研修している時や就農1年目はそんな話題が出てくることはなかったような気がしてるんですが

言ってみればここ安芸では炭酸ガス施用は最新鋭の技術です


そんな最新鋭の技術を導入して収量が上がらなかったら恥さらしもええとこやないかとも思いました
まあ、実際には誰もどうこう言うことはないでしょうけど

収量が上がらないだけならまだいいんですけど、コストがかかってきます
ヘタをすれば逆に経営を圧迫することにもなりかねないです


それと増収のために炭酸ガス施用をするんですけど

実際に増収するというのはいかにたいへんなことかというのは自分では分かっているつもりです
簡単じゃないですよ。口で言うのは簡単ですけどね

減収が下り坂としたら増収は上り坂

上り坂を上がっていくのはたいへんですよ


でも同じやるなら増収への道を進んでいこうじゃないかと思って導入を決意したんですけど

上り坂を上がるのはたいへんやぞともちろん思いました
でも自動車で上がれば楽やないかと

自動車で登れる上り坂なのかどうかは分かりませんけども



とにかく上り坂を上がることに決めちゃったんです

炭酸ガス施用をするということはそういうことだと思っています
今さらどうこう言っても仕方ない

できるなら自動車、自動車が無理ならせめて原付でもいいのでそれで上がりたいとは思っていますけども



そんなこんなで炭酸ガス施用を導入したんですけど

まだまだ分からないことも多いです
これは炭酸ガス施用に限ったことではないんですが

安芸では炭酸ガス施用を行った環境制御の勉強会みたいなものがあるようです
定期的に外部より講師を招いたりもしているそうですが

所定の会費を払う必要はあるのですが、門戸は開かれているようなので自分も入らせてもらおうかなあと思っています


安芸ではないんですが、他の地域の勉強会の農家さんでは私にはさっぱり理解できないような炭酸ガス施用をしてる話もちらっと聞いたことがあります

そのやり方の是非はともかくとして、さらなる増収へ向けていろいろ挑戦しているということですよ
関係機関もさらなる増収へ向けて取り組んでいます

そういう意味では現代農業はまだ完成の域にはいたってないんじゃないですか
まだまだ発展途上じゃないかと

自分も同じやるなら増収への道をさぐっていきたいと思いました
その道は決して楽な道ではないでしょうけど


炭酸ガス施用はあくまでそのための一つのピースにすぎないのかもしれません
それ以外にもいろいろあるでしょう

でも、とにかく一つのピースは手に入りました
せっかく手に入ったピースなのでうまく使いたいです


炭酸ガス施用を行う機会をいただきました県と市にはありがとうございましたという言葉しかありません
がんばらなきゃいけないですね

ということで炭酸ガス施用の話はこれで終わりです
ちょっと名残り惜しい気もするんですけども

炭酸ガス施用 その最終回でした


最後に昔昔に聞いたドリフターズの歌の歌詞でも

ババンバンバン、アービバビバ、ババンバンバン

いい話だ 炭酸ガス施用の話は
終わりにするのはつらいけど 仕方がない 時間だよ
来作の炭酸ガス施用まで ごきげんよ

ババンバンバン、アービバビバ、ババンバンバン

長らく炭酸ガス施用の話 どうもありがとうございました

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
↑↑毎度クリックしていただきありがとうございます
スポンサーサイト

炭酸ガス施用 その27

極めて控えめな炭酸ガス施用が続いています

濃度コントローラーで濃度を低く設定しています

換気も十分に行っているので概ね外気レベルの炭酸ガス濃度を保っています
ちゃんと光合成してくれているのか不安になることもあるんですが

ハウス内の炭酸ガス濃度がそれほど下がらないので炭酸ガス発生装置がまったく稼動しない日も多くなってきました

いよいよ炭酸ガス施用も終わりかもしれません
炭酸ガス施用の話もね



ある方から伝言をいただきまして

いいかげん話題を変えなきゃいけないよ
炭酸ガス施用の話ばかり半年も書いていたらダメだ と

よく言っといてとおっしゃっていたそうですが


炭酸ガス施用 その50ぐらいまで本当はいきたいんですけど

さすがにネタも尽きてきました
炭酸ガス施用もそろそろ終わりという感じなのに炭酸ガス施用の話を続けるのもどうかとも思うところもあります

もうそろそろ終わります



ところで、炭酸ガス施用が始まったのが2月の10日から

4月からは濃度設定を落として控えめ施用に変わっていったので本格的に稼動したのは実質1月半ちょっとぐらいかな
炭酸ガス施用の話の方が長いですね


振り返ってみての効果のほどは?

やっぱりそれなりの効果はあったと思います
具体的にどれぐらいと聞かれたら、そこのところははっきりとは分からないんですが

ナスの太り具合はよくなったような気はしました


炭酸ガス施用を開始した2月の収量を去年の2月と比較してみると

気持ち程度今作の方が収量は上がっていました
でもだいたいよく似た収量です


では3月は

3月に関して言えば前年比より大幅アップです

前年比より4割から5割ぐらいアップしています
四捨五入をすれば5割アップですね


この増収には炭酸ガス施用による効果もあったと思いますが、それだけではないと思っています

去年の3月と比べれば株の状態は明らかに良かったですから
去年のこの時期にはけっこう病気が来ていたと思う

あと、天気も良かったです
それとぬくかったです。今年はぬくいなあと思ったぐらいですから

去年の3月の収量がへぼかったというのも一因としてあります

増収の要因は炭酸ガス施用効果だけでなく、いろいろな要素があったと思っています



次に先月の4月

4月はどれだけ取ったか正確にはまだ分からないんですが、もうちょっと取りたかったなというのが正直なところです
でも前年比に比べればアップしているのは間違いない

去年の4月の収量もへぼかったですから



結果だけ見ればまあまあ良かったんじゃないですか

もっと早くに炭酸ガス施用ができていれば、もうちょっと分かることも多かったかもしれませんが施用期間が短かったです
この短い期間で効果うんぬんを語るにはちょっと無理があるかなというのが率直な感想なんですけど

来作は早くから施用できるので、もうちょっといろいろ分かってくるのではないかと思っています


ということで炭酸ガス施用 その27でした
次回はいよいよ炭酸ガス施用 その最終回を迎えたいと思います

最後に久しぶりにナスの様子でも

283.jpg

284.jpg

285.jpg

286.jpg

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ
↑↑毎度クリックしていただきありがとうございます
プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

カレンダー
04 | 2015/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
最新コメント
最新トラックバック
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR