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第一関門突破

ナス栽培の方はいい感じできていると思います

どこまで続くのか
それは分からないですけど

これから厳寒期に入っていくので、どうしても収量は右肩下がりになってきます
これはもう仕方ないですね



ちょっと気がかりな点もありました

今作の目標トン数は反18トンという今までにない高い目標を設定したんですけど、虫と病気さえ抑えれば間違いなく取れるという自信はあります

抑えればの話なんですけど
ここがなかなか難しいところですね


キーポイントは虫と病気

定植から秋口にかけては怖いのは病気よりむしろ害虫の方です

害虫の中でも特に怖いのはやっぱりスリップス

正式名称はミナミキイロアザミウマと呼ばれる虫で日本には本来いなかった害虫です
それが外国より侵入してきてすっかり日本に定着してしまいました

農家からすれば本当にいい迷惑です


こいつに花の段階で食害されると実になった時に食害された部分が傷となって現れます
こうなると商品価値が落ちてしまいます

花だけでなく葉も食害されるんですけど、ナスの木にとってはそんなことされると当然よくないです


こいつには今作も被害を受けています
幸い、被害は最小限で済んだのではないかと思っています

スリップスが一番の気がかりだったんですけど、今はほとんど被害が見えなくなりました
コナジラミも一時やばいかなあと思ったんですけど、あまり見かけなくなりました

これから厳寒期に入っていくんですけど、そうなると害虫の動きも鈍くなってきます
春先まではもう心配いらないだろうとは思ってるんですけど

とりあえず第一関門は突破したのではないかと



この理由として考えられるのは、まず新薬の存在が大きかったかもしれません

ハチと天敵を使っているので、どんな農薬でもいいというわけにはいかないです
幸い、この新薬はあまり影響がないであろうとのことで使用しました(同じハチでもマルハナバチはダメだそうです)

これが効いたのかもしれません
出てまだ日が浅い農薬なので抵抗性がついていないという部分もあったかもしれません


この新薬はスリップス、コナジラミ、両方に対して効力があり、当初あまり効かないなあと思いました

コナジラミがかけた翌日でも元気に飛び回っていましたから
そのことを農協の職員さんに言ったら、その新薬は即効性ではなく遅効性で2週間ぐらいしたら効果が見えてくるのではとのことでした


それから脱皮阻害をする農薬も一度使いました

これも即効性はないんですけど、脱皮を阻害することによって成長できないようにします
これは前からある農薬なんですけど、これも効いたかもしれません


ほかにも天敵やハチに影響が少ないと思われる農薬もあるんですけど、あまり使う気がしません

効く気がしないもんですから

やってみないと分からないところもあるとは思うんですけど、天敵やハチに影響の少ない農薬というのは影響のある農薬に比べて威力が落ちるのが一般的です

そんな農薬で抑えれるような気がしないんですね
効くかどうか分からないような薬を高いお金を出して買う気にならないんです


今作ではないんですけど、以前の作ではコナジラミは効いてるのかなと思う農薬は多かったです
農薬をかけた翌日でも平気で元気に飛び回っていましたから

スリップスは効いているのか効いてないのかその判別が難しかったです
動きが鈍くて弱っているような気もするし、そうでもないような気もする

コナジラミの場合は分かりやすかったですけど


今から思えば、農薬の倍率を1000倍~2000倍というところを、せこく2000倍の薄い方で使用した部分もあって、そういうせこさも効きがよくなかった原因としてあるのかもしれません

いちおう、メーカーの指定した倍率なら薄い方の倍率でも効果があるとされているんですけどね

でも今回の農薬は効いたんじゃないかな



それと実を言いますと、対スリップス戦略として妙案がとっさにひらめいてしまいまして

これは農薬をかけた後に実行したんですけど、本当はもうちょっと早くやっておくべきだったかもしれない

でもこれも意外と効いてるかもしれませんよ
あくまで憶測ですけどね



私の場合は農薬に頼りましたけど、殺虫剤を使わず天敵だけで見事に抑えている農家さんはたくさんいてます

そのことを考えると、私の場合は天敵の扱い方に何かかまずい点があるのかもしれません
ここのところも、よく分からないところではあるんですけど


いろいろ心配はしましたけど結果はいい方向におさまりました

スリップスさんやコナジラミさんを買い被りすぎていたのかもと思うぐらい、あっけなかったね
もしかしたら実はかなりへぼい奴らなのかもしれません



まあ、とにかく第一関門は突破したと思っています

これからは第2関門に入ります

第2関門は病気です


もうそろそろしだすと、病気のシーズンです

やっかいなのが黒枯れ
すすかびも見たくないです

なんとか突破したいもんです

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値段の不思議 後編

前回の続きをいきます

通常、他の品種より値が少しいい土佐鷹が他の品種より値が落ちてることがありました
品質が他の品種よりいいとされているものの方が安い値をつけることがありました

不思議なこともあるもんです

土佐鷹を作っている農家さんにしてみればおもしろくないですよ
生産コストも他よりかかると言われいますから



これは土佐鷹の値の方が安くなってる時に、土佐鷹を作っている農家さんから聞いた話です

土佐鷹を作っている農家さんにとっては当然おもしろくないことです
そこでその農家さんは集荷場にこう言ったそうです

前作までは土佐鷹とそれ以外とは集荷場の納品レーンも分けられていたんですけど、その農家さんは土佐鷹ナスを土佐鷹ナスのレーンに納入せず、高知ナス(土佐鷹以外の品種)のレーンに納入しますと言ったそうです

品質のいいとされているナスを普通ナスの方に納入するのはそれほど問題はないと思います
その逆はちょっと問題があると思いますけど


集荷場の方から

何もそこまでせんでもと言われたそうです

恐れながら一言だけ言わせてもらうと

そら、そこまでしますよ

農家は品質のいいものをたくさん出して少しでも利益をあげたいと思うものです


ちなみに私の場合はそこまではしませんけど

なぜなら以前のブログでも書いたように

社会への奉仕
農業をやっているんですけど、同時に慈善事業もやっている

そんな精神で農業をやっているもので
でも、やっぱり利益は少しでもあげたいです。農家なんですから


関係機関は土佐鷹の栽培を農家さんにお願いしていました

その方はそれもあって、生産コストが他の品種よりかかるという土佐鷹を栽培してこんな売り方をされたら納得できん
農家は利益を少しでもあげるためにがんばってるんやと

そういう心情を集荷場の方に言ったそうです
その気持ちはよく分かります

結局、どっちのレーンに納入したのかそこまでは聞いていませんけど



それからこれは今作の話です

ちょっとびっくりしたことがありました

先ほどの土佐鷹を作っている農家さんから聞いて知ったんですけど

ちなみに、こちらの農家さんは今作からすべての品種が高知ナスとして一本化されたにもかかわらず、いい物を作りたいと言って今作も土佐鷹を作っている気概のある農家さんですけど


秀品とされているナスでも規格でA品とB品という二つに分かれます

中身は変わらないんですけど、分かりやすく言えば見た目の良さで分けられます
ナスであればなんでもいいというわけではなく、傷もなくきれいで形のいいものを農家は要求されています

私自身は中身が良ければ形なんかどうでもよいんですけどね

そう思っている消費者もたくさんいるんじゃないかと思うんですが、消費者側からの判断基準は外見しかないため、どうしても外見で選んでしまうらしいですね

作った人を知っているとか顔の見える関係などがあればまた変わってくるんでしょうけども


話は戻って秀品(ハネではない正規のナス)でも2種類に分けられます

秀品の中でも一番いい形をしたものがA品
それに比べてちょっと落ちるのがB品です

当然A品の方がB品より値がいいんです。普通は
それが今作、逆転した時があったんです


これにはさすがにちょっとびっくりしましたね

なぜこんなことになったのか?


それはこういうことらしいです

今年、少し前になりますが野菜全般的に値段が高騰したようです
ナスもそうです
この時期にこんな値段を付けるのはそうそうないという話を聞きましたから


消費者の心情としては見た目なんかより少しでも値の安い方へ安い方へ手が伸びたようです

ということは値段の高いA品よりB品の方に多く手が伸びたということです
A品の方へは消費者の手はあまり伸びなかったようです

値段というものはある程度、需要と供給のバランスで成り立っています

その結果、A品よりB品の方が値が高くなるという現象が起きてしまったようです



そこで先ほどの農家さん

それを見て集荷場にこう言ったそうです

うちのナスはA品でとってもらわんで結構です。全部B品で扱ってくださいと


A品をB品として出すのはそんなに問題はないと思いますよ
その逆はちょっと問題があると思いますけども

少しでも多くA品を出そうとがんばている
少しでも利益を出そうと思ってがんばってるんやと

関係機関もA品を少しでも多くだしてくださいと言ってます

気持ちはよく分かりますよ


集荷場の方はなんて言ったんでしょうね?
全部B品にしてもらったのかなあ?

そこのところまでは聞いてないんですけど

もし、全部B品にしてもらったのなら私も便乗して同じことを言ったら良かったかなと一瞬思ったりもしたんですけど


でも私としてはやっぱりどこまでもA品を求めていきたいです
たとえB品より値段が安かったとしても

理由はもういちいち言いません


とにかく不思議なもんです

まあ、値段は気にならないと言えばウソになりますけど、あまりそういうのにとらわれず、いい物をいつでもたくさん出荷できるような農家でありたいものです

そのためにはしっかりがんばらなきゃいけないですね

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値段の不思議 前編

日中のハウス内も涼しくなってきているこのごろ
日が沈むと寒さも感じます

まさに秋という感じです

ナスの取れる量も落ちてきています
できるだけ維持していきたいところです



ところで前回、今作はナスの値段がいいですと書きました
だいぶ落ち着いてきているとは思うんですけど、それでもまだ例年よりはいいんじゃないかと思います

今回のナスの値段に関しては、不思議なこともあるものだなあと感じました

今までも不思議に感じることはあったんですけど、今回は特にそう思いましたね



ナスの値段もいつも同じというわけではなく、需要と供給のバランスから日々変わっています

通常、一番値のいい時というのは冬場です
日本の冬の寒さでは、露地でナスを作るのは難しいです。無理といってもいいんじゃないですかね

施設栽培のナスしか出回りません
全体の供給量が少なくなる冬場がいちばん値の高い時です


冬場はハネのナスでもいい値段する時もありました
形が悪かったり、ツヤのないへぼいナスでも、えっと思うような値段の時があります

ハネと言えども安値の時のピカピカのきれいなナスより、いい値段をつける時があります

不思議なもんだなと感じましたね

ハネでもいい値段を付けるぐらいだから、もちろんピカピカのきれいなナスはもっといい値段です
こういう時こそナスをたくさん出荷したいんですけど、残念ながらこういう時というのはなかなかよう取らないんです

なかなか難しいもんです



それとこんな時もありました

ナスで土佐鷹という品種があるんですけど、県としてはこの品種を全面に押し出したかった品種です

前作までは集荷場でも土佐鷹とそれ以外の品種とは分けて出荷していたのですが、あまり土佐鷹を作る農家さんが増えなく、分けて出荷するのは余計な経費もかかるということで一本化され、今作からはどの品種でもすべて高知ナスとして扱われ出荷されるようになっています

これにはいろんな事情があったと思うんですけど

ちなみに私が作っている品種は竜馬という品種です
私は無加温栽培なので土佐鷹は作れません。土佐鷹は無加温では無理と言われている品種なので


これは前作までの話のことなんですけど

土佐鷹は品質がいいとのことで、他の品種より通常は値段がいいんです
生産コストも他の品種より余計にかかるところもあって

でも、私はその値段の差というのはたいしたことないなと感じていました
たぶん、多くの方もそう感じていたのではないかなと思うんですが

それでも通常、土佐鷹は他の品種よりは値段がいいのが通常です


それが、他の品種より品質が良いとされている土佐鷹の方が値段が下になっている時もありました

不思議なこともあるもんだなと思いました
品質がいいとされているナスの方が値が安くなるんですから

それを見ておもしろくないのが土佐鷹を作っている農家さんです
そらそうだと思います。生産コストも他の品種よりはかかるとされているんですから

これは実際に土佐鷹を作っている農家さんから聞いた話です

といきたところですが、長くなっったので次回にさせていただきます

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社会への奉仕

10月に入りまして秋のシーズンを感じるこのごろです

主枝の摘心作業(これ以上伸びないように成長点を摘み取ること)もぼちぼち始まっています
今作は早植えだったこともあって、今までの経験から言うと今作は驚異的な早さです

欲を言えばきりがないんですけど、まあまあいい感じできてるとは思っています



ところで、今作はナスの値段はいいみたいです

最近はわりかし落ち着いてきたみたいですが
それでも例年に比べるといいみたいです。今のところは

いつまでも続いたらいいんですけど、そうはいかないと思います


通常なら秋ごろまでは、あまり値段的には期待できないんですけど
今作はナスに限らず野菜全般的に値が良かったそうです

関東の大雨ももちろんなんですけど、全般的に天気が崩れた日が多かったみたいです
こちらではそういう感じはしなかったんですけど

農業は自然相手の要素がやっぱり大きいということですね



結果論なんですけど、今作は早植えして正解だったのかなと思います
今作で4作目なんですけど、過去3作は定植後しばらくは安値が続いていたように思います

1作目の時、しばらくの間は周りの人がナスをどんどん出荷しているのをいいなと思いながら横目で見ていました
でも今年は値段が安いという愚痴を聞いたのを覚えています


2作目、私のあやふやな記憶ではそんなに値段は安かったという印象はないんですけど
でも後で聞いた話では、この年、一時期ですけど戦後最大の安値を更新したそうです

ここ数年の話じゃないですよ。戦後最大ですよ
もちろんずっとじゃないです。一時期だけですけど

でもそんな安値を付けたぐらいだから、9月から10月当初までは全般的にかなりの安値で推移してたのではと思います
この年はがんばって早植えした農家さんは報われなかったかもしれません


次に3作目、前作の話なんですけど、この年は全般的には値段が良かったと言われた年です
でも去年の今頃も値段が安いとこぼしていた農家さんがいたのを覚えています



今作はたまたま早植えしたわけですけど、値段は特に期待はしていなかったです
今までの作からいけば期待はできないですから

でも、こういう年もあるということですね


今思えば、値段が安いと言われていた時期でも私の場合はそんなものに関係なく少しでも多くナスを出荷できればと取り組んでいました

今作の早植えも別に値段を期待していたわけじゃない
ふたを開けてみればたまたま良かったですけども


なぜ値段にとらわれることなく、そのように取り組めたのか

自分なりに分析してみると

そこには

社会への奉仕

というものがあったのかも


安くていいナスを少しでも多く世に送り出したいと
それが私なりの社会への奉仕やと



ところで、私は高知県の園芸連というところにナスを出荷しています
販売に関してはすべて園芸連さんにお任せ

ナスの値段がいくらになるかは園芸連さんの肩にかかっていると言っても過言ではないでしよう

園芸連さんが安い値段でしかよう売らなくても私は

社会への奉仕の精神でやっています
慈善事業も自分ではやってるつもりです

ですのでか別に私はかまいませんよと言うでしょう


とは言え、ずっと安値が続けばさすがに園芸連さん一体何をやてるんですかという気にはなるでしょう

もちろん、園芸連さんも少しでも高く販売しようと日々がんばってくれていると思っています。
また、我々生産者には分からない苦労もあるでしょう

でも、農家の立場から園芸連さんを評価するとしたら、厳しい言い方かもしれませんがその判断材料は結果しかないですよ

生産者の立場になれば、少しも高く売っていただきたいなとやっぱり思います
たとえ奉仕の精神があってもね


別に園芸連さんにどうこう言うつもりは毛頭ないです。この調子でいい値段で売り続けていただければなと思っています。

今回はナスの価格には不思議なところがあるなとつくづく感じもしました
そこのところは次回にでも書こうかなと思います

最後にナスの様子でも

294.jpg

295.jpg

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先日、振興センターさんが視察に来られ、振興センターさんの見立てでは少し株に疲れが見えるとのこと
先端あたりが細ってきているとのこと

成り疲れもあるのかもしれません
まあまあ、いい感じでナスが取れていましたので

樹勢が少し弱い状態かもしれません
樹勢は強すぎるのも良くないそうですが、ある程度強い状態が理想だと思います

早くそういう状態にもっていきたいですね

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プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

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