安芸農業大変革のここ10年

今日の研修はナスの管理作業を一日やっていた。
昨日は収穫。収穫後はナスの管理。
山は完全に越したよう。
実のぶらさがりも減ってきている感じがする。
今は谷間へ向かっている模様。
もう一度山が来るだろうとのこと。
そのためには管理作業をきっちりとしないといけない。


昨日は高知県の環境保全推進補助で
どれを申し込むか、いろいろと思案にふけていた。

一番悩んだのは
天敵(害虫を食べてくれるいい虫)の購入に関して。
ヒメハナカメムシという天敵を購入するかどうか。

ヒメハナカメムシという天敵がいて
こいつは通称スリップス(正式名 ミナミキイロアザミウマ)
というやっかいな害虫を好んで食べてくれる天敵だ。


この天敵は購入するとけっこう高い。
初年度は半額補助があるんで、半額になるんだけどそれでも高い。

ちなみに値段は250匹で8970円。
10アールあたり2~8本必要とのこと。

説明書にはスリップスが大量発生してからでは、それほど効果が見られない
とのこと。
発生初期に放飼すると効果が高いらしい。


実際に農家さんの評価は農家さんによってマチマチなんだけど
スリップスはきっちり抑えてくれるとの評価。
ただ、定着率が悪いとの声が農家のあいだでは多いようだ。
だから安芸市では、この天敵はそれほど使われてはいない感じがする。

定着するかどうか、自分で確かめてみるのもいいかなとも思ったんだけど
夜温が15℃以上が望ましいらしいが、この重油高の時代に冬に15℃
保つのはちょっと無理だと思う。
そのことを考えたらやっぱり定着しないだろうという気がした。
かりに定着に成功したとしても、こんな高い資材毎年買うかなあと考えたら
ためらいが出てきた。

初年度は保険と思って購入しようかなあとも思ったんだけど、
保険にしてはちょっと値段が高いね。
それも掛け捨ての保険になるし。

悩みに悩んだ末、これはケチろうという結論に達した。
その代わりにスワルスキーカブリダニという天敵を購入することにした。
こっちの方が定着率がいいのではないかとの推測から。
値段もそこそこするが、ヒメハナカメムシほどではないこともあって。


ほとんどの農家さんは土着の天敵をメインに使っている。
市販されている天敵も導入するかどうかは農家さんによってまちまち。

受け入れ農家さんは昨年の10月に殺虫剤を使ってから、まだ一度も殺虫剤
を使っていないようだ。
(殺菌剤は使っている)

これは完全に天敵導入が成功している例だろう。
こんなことは、一昔前なら考えられないことらしい。


ここ10年、安芸市の農業は大変革の10年だといえるだろう。
特にここ5年の変容ぶりは著しいものがあるみたいです。
その変容ぶりは、ぼちぼちと紹介していきたいと思います。

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プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

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