親のありがたさ

ちょっと思い出話。

私が農業をやると親に言った時、親は反対した。

甘く考えすぎ。
農業で飯食っていけるんか。
一人でできるんか。

まあ、いろいろ言われた。


とにかく、適当に返事していた。
それな態度に余計にイライラしていたな。
その晩、母は眠れず、ずっとそのことを考えていたらしい。


やっていけるかどうかなんて正直分からなかった。
でも、やれるような気がしたのだ。
根拠はやれる気がしたから。

しかし、これは言えなかった。
なぜなら、家庭菜園をやっていたんだけど(畳4、5枚程度)
うまくいった時もあるが、うまくいかなかった時もある。
残念ながら、うまくいかなかった時のことも、
きっちりと知っているのだ。

途中からは何も言わなくなった。
言っても無駄だとあきらめたのかもしれない。
高知へ行く時は気持ちよく送り出してくれた。


今でもちょこちょこ電話してくる。
「掃除してるんか?」
「してるよ。」
「何食べたん?」
「適当に食べた。」
「適当って何食べたんよ。」
「適当になんか食べたよ。」
「掃除しにいったろか。」
「別にええよ。」

電話代もったいないでと言ったら
ソフトバンク同士やったらタダやから心配いらんでとのこと。

今日は休みと言ったら、何してたんやとしつこく聞いてくる。

別に何でもいいやろ。
お前プライバシーの侵害で訴えたろかと言いたくなった時も
あったけど、それは言えなかった。

もういい年なんだけど・・・ まあこんな感じ。


ここ安芸に引越しした時は両親も来た。

窪川にいた頃は学校の寮にいたから、まだ安心感があったそうだ。
毎日、生きてるかどうか電話で確認せなあかんな。と言ってた。


高知に行く時も、安芸に来た時にもよく言われた言葉が
「もうあかんと思ったらいつでも帰ってきいや。
あんたは帰るところがあるんやから。」


親とは非常にありがたいものである。
しかし、こんな言葉に甘える気は毛頭ない。
親の反対を無視して自分で決めたこと。

自分で決めたことは立派にやり遂げる。
これがやっぱし本当の親孝行じゃないかなと思っている。


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プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

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