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環境制御

ちょっと更新があきがちです

やることもありまして
事務作業とか

小人閑居にして不善をなす

という言葉がありますが、不善はしていないと思いますが、かといって事務作業がはかどっているわけでもなく適当になんかやっている感じです

しばらくはこんな感じが続くかもしれません



天敵のことを書こうと思っていたんですけど、それはおいといて別のことでも書こうかなと思います

昨日はNHKの夕方のニュース(全国版ではないと思います)で県が取り組んでいる農業の徹底管理について取り上げられていました
環境制御とも言われています


環境制御をしている安芸市のナス農家さんも紹介されていました
知っている農家さんでした


徹底管理(環境制御)とは・・・

温度、湿度、炭酸ガス(二酸化炭素)濃度などを徹底管理することで収量を飛躍的に上げようというもの


このシステムを導入すると、温度、湿度、炭酸ガス濃度、日射量などがリアルタイムで分かりますし、記録もできるので後でも確認することもできるシステムです

このシステム導入には20万ほどの費用がかかります
これを高いと見るかどうかは人によって意見が分かれるところだと思います

ただ、この20万はデータを見るだけのシステムなので、本当に管理するなら炭酸ガス発生装置や湿度を管理する加湿器などは別途必要になってきます
その他、循環扇という空気をかき混ぜる装置も必要になってくるでしょう

こちらの管理するための機械の方が値段は高くつきます


それだけの費用を出して、それだけの価値に見合う分、収量が伸びるのかというところがポイントになってくると思いますが、今はまだ研究の段階です
成果のほどを注目して見ていきたいと思います



この環境制御で私が注目しているのが炭酸ガス濃度

これは二酸化炭素の濃度のことです
地球温暖化で問題になっている二酸化炭素ですが、農業の世界ではこれはなくてはならないものです
植物は光合成というものをしていて、二酸化炭素が光合成の原料となります

この二酸化炭素がないと光合成というものはできません


じゃあ、二酸化炭素さえあればいいのか?

そうではないですね

光合成するには、二酸化炭素のほかに水、光が絶対に必要になってきます
この3つのうち、どれかひとつでも欠けると光合成というものは成り立ちません

さらに光合成能力は温度、湿度によっても影響してきます
新葉、古葉かによっても変わってもきますし、虫や病気のやられ方によっても変わってくるでしょう

光合成はいろいろな要素がからんでくるのですが、これらを総合的に管理することによって、最大限の光合成をさせようとするのが環境制御の一番のねらいですね



勉強会の資料などで環境制御しているハウスの炭酸ガス濃度のデータを何度か見たことあります。
このデータから自分とこのハウスの炭酸ガス濃度の傾向もある程度は予想できるのですが、やっぱりどんなものか実際に計測してみたい気もしていました

そこで振興センターが携帯型の炭酸ガス測定装置を持っているので、ちょっとだけ貸してもらえないかと依頼していました

別のところに貸しているということでしばらく待っていたんですが、ついに本日借りることができました

それがこれ

228.jpg

この中身がこれ

229.jpg

真ん中にある機械が二酸化炭素測定器です
湿度も計れるそうです

さらに1ヶ月ほどデータを保存できるそうです
とりあえず1週間貸していただけるということで、後で1週間分の炭酸ガス濃度のデータを出していただくことになっています

この機械は5万円するそうです。安いやつは3万円らしいですが

この測定器だけでも計測できるのですが、上のような状態にすることによってより正確なデータが得られるそうです
黒いやつは小型ファンで風を送っています


この箱は普及員さんがより正確なデータを出すために自分なりに工夫して自作したそうです

まるで現代のエジソンやね

と言ったら、えらい謙遜していました


でもあの世のエジソンがこれを聞いたら

わしはこんなやつと一緒なんか
なんぼなんでもそれはないやろ 

と言って怒ってくるでしょうね

私はお世辞を言う人間ではないんですけど、たまには言うこともあるようですね
お借りする分際なのでお世辞やんかとはよう言いませんでしたけど

でも、なかなかやるじゃないですか
やりよるなあと感心しましたよ。本当にね


次はこれ

230.jpg

上が温度で下が二酸化炭素濃度
これは温度が24,9℃ 炭酸ガス濃度が591ppmありますよということ

ppmとは百万分の一という基準で1ppmとは百万分の一になります
ということはたとえ591ppmでも空気中に含まれている二酸化炭素は1パーセントにもまったく達しておりません

ちなみに外気は360ppmぐらいほどと言われています
ただ、最近は二酸化炭素も増えており、もっとあるようです。車がよく走る道路の近くなら400ppmを超えるようです

ほんのちょびっとでも増えると地球に大きな影響を与える
それが二酸化炭素ですね


最初の頃はハウスの中は400ppmほど
外気は400をちょっと切る程度

これは見る人が見るとおかしいようです


普通、ハウスの中は植物が二酸化炭素を吸うので、外気より濃度が低くなるのが通常
換気をすれば二酸化炭素は入ってくるのですが、それでも外気よりは低くなるのが通常

もっともppmというごく微小な単位なので、人間の呼吸などでもパッと上がったりすることもあるようです

それにしてもおかしい
ここは光合成してないかも

とドキっとするようなことを普及員さんはおっしゃっていましたが
もし光合成していなかったらナスはまったく取れないそうです

今月は思ったよりは取れているので、それはないとは思うんですが
写真の外気よりも高い濃度、591ppmというのがさらに分からないんですが

無意識に息をいっぱい吹きかけていたのかもしれません


とにかく1週間分のデータが出ればある程度のことは分かるんじゃないかと思っています

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No title

こんばんは
炭酸ガスは25年前ぐらいに薔薇農家ではかなりの農家さんが導入していたけど
使い方が間違っていて効果の割に費用がかかるので、みなさん途中でやめたのですが 
最近効果の出る時間帯や濃度がわかってきたので
また炭酸ガスを使い始めてます 
自分も炭酸ガス発生機を5台あたらしく交換して 
かなり使ってます
1日中・・・計測器の数値みていると面白い動きしますね
自宅で石油ストーブをつけると直ぐに3000PPMぐらい簡単にこえますよ

Re: No title

コメントありがとうございます

炭酸ガス測定器で実際に測ってみると、予想とは違いました
借りていた測定器を返しまして、1週間分のデータを改めて見てみようと思っていますが

思ったより炭酸ガスはハウスにありました
喚起をするのも急ぐ必要はないような感じ

炭酸ガス濃度に関しては喚起をすると減るのでもったいない感じです

やっぱり実際に測定してみるということは大切だと思います

No title

こんばんは
実際にハウス内が外気よりCo2が高くなることって
すくないですけどね
土壌の微生物のせいでしょうか??
うちの温室では外気よりCo2が髙くなることは絶対ないですよ

Re: No title

日中はやっぱり外気よりも低くなっています

それ以外は外気より多いですが
詳しいデータは記事に載せましたのでそちらを参照してください
プロフィール

Author:いさお
大阪府 堺市出身
ふるさとを離れ高知県 安芸市にやって来ました。
農業でごはんを食べていこうと思い高知県に来ました。
日本一のナス生産量を誇る安芸市でナス農家として新規就農しました。

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